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症例集です。動物さんたちは、様々な病気に罹患します。ハッピー動物病院では、動物たちがより良い治療法を選択できるようご提案しております。

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〒142-0053 東京都品川区中延4-21-7ストーク中延102

病気Disease

様々な病気ついて


☆針誤飲

裁縫の針を間違えて飲んでしまったとのことで飼い主様が連れてこられました。
レントゲン写真では・・・

なんとはっきりと、針が写っています。
胃から出て、腸に行ってしまっています。腸に穿孔の恐れがあるため、開腹手術で取ることとなりました。


開腹してみると、腸内に針があるのがわかりました。幸い穿孔していませんでした。
細い針でしたので、抜き取って手術終了です。


術後経過も良好で、あっという間に元に戻りました。

☆ガム誤飲

大きいガムを慌てて食べてから、よだれをたくさん垂らすとのことで来院されました。


HP上ではわかりにくいかと思いますが、のどのところに思いっきり詰まっています。
触ると触れるんですね。
麻酔かけて取り出すつもりでしたが、触って押していたら・・・

ぽろっと出たんですね。

中には窒息する子もいるくらいですので、ほんとラッキーでした。

☆ボタン誤飲

数日前にボタンを食べてしまったとのことです。その後、吐いていくつか出てきたが、まだ2個見つかっていないとのことで来院されました。本人はいたって元気。でも、時々吐くそうです。でも、ボタンは出ない・・・


こんな感じのボタンだそうです。


見事に、うつってますね。ボタンが!

これは、吐かせました。手術でも、内視鏡でもできますが、尖ってないので吐かせても大丈夫と判断しました。

胃酸で変色したボタンが見事に出てきました。

☆消しゴム食べた

来院された時、飼い主さんはわかっていました。消しゴムを目の前で食べてしまったと・・・


この小さな体に、大きい消しゴムを食べていますね。


これは、体のわりに異物が大きいので、食道に詰まる可能性もありますが、飼い主様と十分話し合いまして、吐かせたところ無事出てきました。良かったです。

☆尖った異物

去勢手術の時に、術前検査をしたところたまたま胃内異物を見つけました。
尖っているようでしたので吐かせると、食道を傷つける可能性があるため内視鏡を選択しました。


胃粘膜内に沈むグレーの異物です。診断通り尖った異物でした。


取り出した瞬間です。その後元気に帰っていきました。
もし気が付かないで小腸へ流れると腸管を傷つけたり、腸閉そくを起こす危険性があるので良かったです。

☆鼻腔狭窄症・軟口蓋過長症

短頭種で問題となることが多い、鼻腔狭窄症・軟口蓋過長症です。
気道が狭い状態が長期に及ぶと、気管虚脱などの問題が起こってくることがあります。
あらかじめ予防策として手術する方法があります。


鼻腔狭窄です。
空気の通る隙間が殆ど見当たりません。


術後です。呼吸もしやすくなり、一件落着です。


無麻酔だと確認しにくい軟口蓋を軽く金属の鉗子でつまんた状態です。仰向け状態で撮った写真です。
その部分を手術にて切除しました。


術後の、短くなった軟口蓋です。上下逆で撮っています。
余分な、軟口蓋を切除し安定した呼吸を得られるようになりました。

☆うさぎ過長症
うさぎさんが、食欲不振・口を気にするということで来院しました。

奥歯が頬の粘膜に刺さっています。潰瘍もできています。


舌にもこんなにひどい、潰瘍ができています。


奥歯の舌側への伸長が原因です。


うさぎさんの、不正な咬み合わせを治すことは出来ませんので、不正に伸びた歯を削って痛みを取ってあげました。





☆重度の耳道感染症
ゴールデンレトリバーの耳が重度の緑膿菌感染を起こし、最近培養検査をしたところ効果のある抗生物質がほんのわずかということ、効果のある抗生物質の切れも最高ではありません。さらに耳道は慢性の炎症で硬く通気性もかなり悪い状態でした。



綿棒を入れるのも難しいくらい狭窄していました。


左右共に垂直耳道切除を行いました。


切除した耳道です。石灰化しかなり硬くなっていました。


術後きれいに仕上がり毎日のように洗浄しましたが、抗生物質の効きも悪かったため
糸目より徐々に傷が開き何度か傷が離解しました。その都度再手術を行っています。


耳振ると出血するのでこんな感じで過ごしていました。


正味一か月半くらい入院し無事傷も完治しました。
これで飼い主さんの命令がよく聞こえるようになったことでしょう。

傷もよくなり感染もない状態ですが、痒みがおさまらないので次はアレルギーの原因を探っています。
細菌感染は非常に恐ろしいものです。病院の指示通り正しい抗生物質の使用法をお勧めします。


☆交通事故
ワンちゃんの交通事故です。命に別状なくて何よりでしたが骨が見えるほど足をけがしてしまいました。

あるワンちゃんがお家の玄関に入ろうとして、ふとしたはずみにパッと逃げ出してしまったそうです。
そうしたら、車とぶつかって右後ろ脚のかかと部分を損傷してしまいました。
関節部分もむき出しで、筋肉や靭帯も挫滅しています。
直ちに洗浄し、手術まで感染しないように傷の処置を行いました。


関節部分にネジを打ち込みナイロンの糸で固定しました。


傷を丁寧に閉じた後、足に数本のピンを打ち込み串刺し状態です。


そして関節が動かないように両脇を固定しました。


固定すること1ヶ月ちょい。無事ピンもぬけて立てるようになりました。

☆眼球メラノーマ


眼球が黒色腫(メラノーマ)という悪性腫瘍におかされたため摘出手術を行いました。


術中・術後も特に問題なく安定していました。


術後ウインクしたようになりましたが、問題なく改善しました。

☆ハムスター腫瘍❶


ハムスターの耳に腫瘍ができてしまいました。


飼い主様の選択で、腫瘍の根元を糸で縛って血流を遮断し腫瘍を壊死させる治療を行いました。


無事結紮を行い、数日後腫瘍は脱落し完治しました。

☆ハムスター腫瘍❷

ハムスターの体表にはしこりができることが結構多いです。ハムスターの人生は2年くらいで、人生のすべてが2年に凝集されているので、腫瘍ができるとその大きくなるスピードも結構速いものです。ふと気が付くとこんなに大きい腫瘍ができていたとのことです。


出血に注意しながら無事切除


無事手術も終了し、元気に復活しました。

☆耳ダニ

耳の痒い子の入っていたケージの中です。よぉーく見てみてください。動いています。


顕微鏡で見るとこんな虫なんですね。見ただけで痒いですね。



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