品川区中延・二葉・豊町・平塚・西大井・荏原町・大田区馬込の安心動物クリニック。ハッピー動物病院です。

寄生虫について

☆消化管内寄生虫

犬回虫、猫回虫
　ペットの場合は、殆ど症状は現れませんが、幼い個体に感染すると、腹部の膨大、呼気の特異的甘臭、異嗜（本来食べ物でないもとを食べようとする）、元気消失、削痩、貧血、被毛粗剛、食欲不振、便秘、腹痛、嘔吐などの症状が起こります。
　また、人にも感染する人畜共通感染症です。しかし、人の体内では成虫になることができません。幼虫のまま内臓や眼に移動して、幼虫移行症と呼ばれる様々な症状を示します。

虫体が便の中に出てきたり、嘔吐の吐物内に虫体が混じって出てきて初めて気づくこともありますが、それ以前に飼育し始めたら動物病院の糞便検査にて、虫卵があるか無いかの検査と試験的駆虫をお勧めします。