電話でのご予約・お問い合わせはTEL.03-6276-9376
〒142-0053 東京都品川区中延4-21-7ストーク中延102
お家に来たばかりの仔犬は、ペットショップあるいはブリーダーから飼い主のもとへ移動したことによる環境の変化によって、元気そうに見えても不安によるストレスを抱えています。家に来て、1週間は新しい環境に慣れるために・健康に異常がないかどうか様子を見るために、家の中であまり構ったりせずに飼育しましょう。また、それまでの飼育環境が悪かったりした場合、家に来てすぐに具合が悪くなる場合があります。もし、その1週間で何か異常が見られた場合、様子をみたりせずに、動物病院にご相談ください。
ペットショップで低血糖を予防するために、サプリメントとしてずっとブドウ糖を投与するよう指示されたり、成長に必要ということでカルシウム剤を投与するよう指示されたりすることがありますが健康を害する場合がありますのでやめましょう。それら栄養素はペットフードに十分含まれています。
仔犬で必要なものを列挙しますので参考にしてみてください。
犬にとって命を脅かす可能性のあるウイルス・細菌感染症を予防するために、
注意;最近ペットショップ・ブリーダーでかなり早い月齢からワクチン接種プログラムをスタートしてるワンちゃんをお見受けしますが、そのようなわんちゃんがパルボウイルスに感染した事例が発生いたしました。近年ワクチンも改良が進み早い時期からワクチン接種できるようになってきましたが、その早い時期以上に早期から打ちすぎていたために感染したと思われます。
生後91日齢以上の犬は狂犬病ワクチン接種義務が法律で定められています。
蚊が媒介する犬糸状虫(フィラリア)という寄生虫による感染症を予防 するために
錠剤・ジャーキータイプの内服薬あるいは、スポットオンタイプの滴下剤での
フィラリア、ノミ、ダニ予防が一つになったオールインワンジャーキータイプの予防薬もあります。
ノミは、飼い犬が散歩するようになると舗装された道路を歩くだけでも、感染する恐れがあります。感染したまま放置しておくと自宅でノミが繁殖し人間を刺す場合もあります。マダニは、公園の草むらや林の中に潜んでいて動物を吸血します。特に郊外のマダニはバベシアという寄生虫を持っている場合があり、それに感染すると重篤な貧血を起こし最悪死に至る場合もあります。何よりも予防が大切です。
スポットオンタイプ、錠剤、ジャーキータイプがあります。
新しく犬がお家に来たときに下痢をしていなくても、今まで糞便検査を行った記録がなければ、必ず一度は糞便検査をしましょう。検査で寄生虫が検出されないこともあるので、駆虫薬で線虫類の駆虫をしておくことをお勧めしています。